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No.316 ページ16
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静まり返ってるリビングを抜けて、みっくんの部屋に向かう。
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―北山部屋―
ガチャ
北「どぞ」
あ「はい……」
ガチャン
北「……A、この前はごめん」
床に座って、すぐに口を開いた。
北「俺、あんなことに巻き込まれたAが嫌になったんだ。
そんなに可愛いんだから、もっと危機感持てよ！
って……
だけど、そこがうまく伝わってなかったみたいだな。」
あ「………」
北「あぁいうやつは、確かに平気で嘘をつく。
でも、実際は自分がタイプだな〜って思った人にしか声をかけない。
Aは、あいつに可愛いなって思われたってこと。」
そうだったんだ……
北「で、ホイホイついてっちゃったAにイラッとしちゃったんだよ。
自分が可愛くなったこと、自覚して危機感持たなきゃダメだろ？ってな。」
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年11月18日 23時
