No.115-t ページ15
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玉「……へぇ」
マイクを両手でぎゅって握りしめて
ちょっとうつむき加減に、恥ずかしそうに歌ってる。
なんか、英語の部分だけ口動いてなくない?
歌うなら、ちゃんと歌ってよ。
ファンでしょ?
玉「……」
ガチャ
宮「あれ、タマ?」
テーブルに置いてあったマイクを取る。
玉「♪Missing you so bad so bad……
I wanna be with you,you hear me?」
そのまま気持ちよくなって歌い続けた。
玉「♪幸せにするって誓うから……」
隣で歌ってるであろうAさんを、ちらっと見たら
もうマイクなんて関係なくなっちゃったんだろうね。
少し口開けて、歌ってる俺のことを見上げてた。
その顔が、なんか……
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ちょっとかわいいなって思った。
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作者名:A.N.JELL | 作成日時:2020年6月30日 1時