俺はやっぱりキミノモノ！-yuta.tamamori-4

No.112―あなたside― ページ2

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店長「あの男性なら、君のことを必ず守ってくれる。そう思って、思ったから、乗り越えられるさと言ったんだ」







店長の温かい眼差しが、私の心にしみてくる。







店長「私は、男だが、妻のファンやら、元彼やらから、たくさん、たくさん、嫌がらせされたよ笑だけど、お互いの気持ちを合わせて、ここまでやってきたんだよ」






年配の話はよく聞くもんだと言うが、それは本当だ。





店長「山本さん？」





あ「はい……」





店長「頑張れよ〜！なにかあったら、いつでも！頼って来なさい(^^)」





あ「あ、ありがとう…ございます…」





鼻の奥がツンとした。声も、すごく出しにくかった。




その様子を、にんまりとした店長が察したのか、頑張れと聞こえるか聞こえないかの声で囁いて、背中をさすった。

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