君の傷も、僕の傷も―Yuta.T―

No.10 ページ10

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玉「……そうかな？」



宮「うん、なんかぼーっとしてるっていうか……」



玉「……大丈夫だよ」



宮「そっか、何かあったら言ってね！」



玉「はいはい」









宮田が楽屋をでてってすぐ、俺は仮眠をとった。









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マネ「玉森さん……玉森さん……！」



玉「は、はい……？」



マネ「あの、もう5分前なので急いでください！」



玉「えっ……」









そんなに寝ちゃってた？









マネ「僕が今気づいたからよかったけど、もう少し遅ければ遅刻ですよ！」



玉「あ、すいません……」



マネ「はい、これ持って！」









ジャケットを渡されて、ぐいぐいと背中を押された。

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