君の傷も、僕の傷も―Yuta.T―

No.3 ページ3

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食べ終えたから、おせんべいに手を伸ばす。









ニ「発見〜……」



宮「なになに？」



ニ「玉が悪く言われてる……」



宮「え！？」



千「これ、単なる妬みでしょ笑」



宮「こんな心ない言葉書き込める人っているんだね…」









なんか、耳障りな会話だな。









藤「あ、玉ここ」



玉「ん？」



藤「血出てる。ちょっと待ってて」









近くにあった箱ティッシュに手を伸ばして、すぐ俺の耳に当ててくれた。









藤「痒いの？」



玉「あ〜……ううん、無意識」



藤「そっか。

でも、これだけかくってことは

皮フ科受診したほうがいいかも。」



玉「そうだね、ありがと」

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