君の傷も、僕の傷も―Yuta.T―

No.19 ページ19

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宮「玉〜着いたよ〜」



玉「……んっ……？」









気づくと、宮田の運転で自宅前まできていた。








玉「あれ、寝てた……？」



宮「すごく疲れてるみたいだね笑」



玉「んーっ……明日も撮影だから、早く寝なきゃ」



宮「お疲れ様！じゃあ駐車場に車停めてから帰るね」



玉「は〜い、あ、傷つけないようにしてね」



宮「わかってるよ笑」



玉「じゃ」







バンッ






車を降りて、エントランスに向かおうとした。





でも、急に足元がふらついて目の前がぐるぐるとする。




玉「えっ……なっ……？」








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――バタン――









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そこから先の記憶がなかった。

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