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No.30―あなたside― ページ30
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早速バッグのことを言われて、紅茶が変なところに入ってしまった。
横「でも僕、デートコースじゃ嫌だなって思って……」
あ「嫌……？」
横「Aさんといられる時間、少ないのかなって思ったから。
こうして家で話してゆっくりしたいな〜なんて」
もともと、横尾さんとはまだ一線を越えていない。
だから、体目当てなんて思ったことないけど
そうわかってるけど、改めてこう言われるとなんだか嬉しい。
あ「ありがとうございます、私も……」
.
"私も横尾さんと長くいたい"
.
なんて言ってもダメだよね。
だって、横尾さんから見れば私ってただの……
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年12月30日 22時
