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No.37 ページ37
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北「………」
北母「ねぇ、どうなの？」
北「……後悔してないよ」
すると、母ちゃんは大きなため息をついた。
北母「なら、堂々としてなさい。」
北「……おぅ」
北母「で、そのかばった方とは連絡取ってるの？」
北「いや……」
あれっきり、Aと話す機会はなかった。
北母「できるときが来たら、ちゃんと紹介してね？
じゃあね」
プツッ
Aを母ちゃんに紹介？
それって……
ヴーッ
ヴーッ
プツッ
北「ったく、今度はなん……」
あ「北山さん」
え？
北「A……？」
あ「聞きました、お仕事減るって……」
北「あぁ……まぁな」
あ「私のせいで、あんな……」
北「気にすんな、大したことじゃないから」
って、誰がチクったんだよ。
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年7月5日 8時
