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No.5―あなたside― ページ5
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いつベッドに誘われるんだろう。
男性を前にすると、こんな考えが浮かぶのは
きっと職業病だ。
北「そういや、他のやつとは連絡取ってんの？」
あ「え…？」
北「藤ヶ谷とか、玉森とかさ」
あ「……いいえ」
嘘です。
毎日のように、連絡は来てます。
ときどき、電話したりもします。
でも、そうなんでも正直に言ったところで誰の得になるの？
って思うと、何も言えない。
あ「あの、今日は3時間のご予約でしたけど
まだ……？」
これは仕事って、頭の中を整理して
北山さんに声をかける。
北「あぁ……まぁそんな焦んなくてもいいじゃん」
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年7月5日 8時
