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No.21 ページ21
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あ「では、明日の8:30にここにお迎えに上がります」
北「はいはい、じゃ」
バンッ
車のドアを閉めて、そそくさとマンションに入っていった。
.
―翌朝―
現在8:30
まだ北山さんの姿は見えない。
あ「遅いな……」
10分前から到着していた私にとっては、とても遅く感じた。
ヴーッ
ヴーッ
プツッ
あ「もしもし？」
立川「A、おはよ。
北山くんのことピックアップできた？」
あ「まだ出来てません」
立川「え、そうなの？」
あ「はい」
立川「仕事のときは遅れるとかないんだけどな〜……」
やっぱり私、嫌われてるのかな。
すると、電話の奥で藤ヶ谷さんと横尾さんの声がした。
すると、代わって？
と藤ヶ谷さんが言った。
藤「あ、もしもしAさん？おはよう」
あ「おはようございます」
藤「北山ね、さっきLINEしたけどまだ起きてないみたいで。
ちょっと様子見に部屋まで行ってくれる？」
あ「わかりました」
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年5月5日 11時
