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No.31 ページ31
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玉「こっち来て？早くはやく！」
クリーム色したソファの、自分の隣を叩いたあと
手招きをした。
あ「はーい笑」
忙しい手ですね
と、笑いながら俺の横にきた。
玉「どこにする？Aどこ行きたい？」
あ「裕太さんと行けるなら、もうどこだっていいです」
玉「そんな〜
俺が優柔不断なの、知ってるでしょ？」
あ「でも、本当にどこでも」
玉「んー……
でも、やっぱ体の休まるとこがいいかな」
あ「海外の話はいんですか？
ずっと行きたがってましたよね？」
玉「それも考えたんだけど
英語の飛び交う中に行ったら
それはそれで頭が休まらなさそうで笑」
あ「なるほど、それもそうですね笑」
玉「だからー……箱根にしよっかな？」
あ「はい」
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2016年2月7日 15時
