ニバンメ3―Yuta.T―

No.110―藤ヶ谷side― ページ10

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タマの外見が、明らかに違う。







いっつも忙しい時は肌が荒れてるのに







今日はやけに綺麗だ。







弁当といい……








もしかして香菜と違う人となにかあったのか？








玉「ん〜♪うま〜い♪」



横「ねぇ、味見たいからちょっともらって……」



玉「だーめ。これだけは全部俺が食べるの〜」









ミヤのお願いならまだしも









わたのお願いを断るのも、おかしい……









こいつ、やっぱり……









藤「……なぁタマ？」



玉「ん〜？」









口をもぐもぐさせながら、ゆっくりこっちに向いた。









藤「……美味いか？」



玉「うん！ちょ〜美味し〜♪」









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香菜『ごめん、太輔……

私ね……裕太のこと心配なの……

浮気すると思えないんだけど………』








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ｲﾗｯ……









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香菜から相談を受けた時のことを思い出した。






香菜は、すごくすごく不安そうな声だった。







……タマ







香菜を傷つけてたら、絶対許さない

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