絶対、惚れない。―HusiQ.K―【続編】2

No.88―あなたside― ページ38

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……ん？






……なんか、すごくいい香りがする……






ゆっくりと体を起こして、リビングに向かった。






ガチャ







あ「宏光さん……？」



北「おっA、おはよ」



あ「おはようございます……」



北「スープ作ったけど、飲むか？」



あ「はい……あっ、少しでいいです」



北「んっ」







慣れた手つきでスープ皿を出して注いでた。







北「ほいほい、スープでーす

あちちっ」







目の前に出されたホカホカのスープを








一口分だけすくって飲む。








あ「あったかいですね〜」



北「だろー？

Aの起きてきそ〜なタイミング狙って作ったから！」









俺も食べよ〜っていいながら







自分の分をよそった。







あ「あっ……あの」



北「ん？」



あ「……飯島さんには、今日言うんですか？」



北「あ……あぁ……」



あ「……？」







オドオドとした態度が気になる。

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