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シてて思った。
俺……なんで今まで遊びでシてたんだろうって。
やっぱり、若い頃はそーいうコトに興味有りまくってたし
友達よりも早く経験はシときたかった。
けど……こんな大切なコトなら、焦らないほうがよかった……
―朝【あなたside】―
藤「zzz……zzz……」
寝てる太輔さんの顔を、そっと見上げた。
藤「zzz……ん……?A、起きたか……?」
あ「は、はい……」
藤「……どうした?」
恥ずかしくて、目を合わせられない。
藤「はは……笑そんな、大丈夫だってば。可愛かったよ?」
こういうことを平気で言える神経が、私にはわからなかった。
あ「ねぇ」
藤「んー?」
あ「……本当のオトコ、教えてやるって言ってたけど……」
藤「うん」
あ「……こんなに女性を大切にできる人って……そうそういないと思う……」
藤「……俺は、少なからずこれが本当のオトコだと思ってるよ?
……女性は強いっていうけど、その分どこか弱い。
そこを補うのは、男の役目だろ」
やっぱりすごい人だ。
あ「あっ……あのさ……」
藤「ん?」
あ「……たっ……太輔……///」
藤「おぉ笑ドキドキするな〜笑」
あ「……これが、私の全てです」
藤「うん……ありがとう」
ギュッと優しく抱きしめられた。
素肌同士の感触は……すごく不思議だった。
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『その傷、俺が埋められませんか?』
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そう言ってくれたあの日からの時間
それとこれからの時間……
かけがえのない、大切なものです。
FIN
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A.N.JELL(プロフ) - chihoさん» コメントありがとうございます(*^_^*)楽しんで頂けて、とても光栄です(^^♪ (2015年2月25日 20時) (レス) id: 4a460d1f99 (このIDを非表示/違反報告)
chiho(プロフ) - 完結おめでとうございました。 面白かったので、最初から最後まで、スーッと読めました。 楽しませていただきました♪ (2015年2月25日 20時) (レス) id: 41b2387358 (このIDを非表示/違反報告)
A.N.JELL(プロフ) - わたたいさん» コメントありがとうございます(^O^) (2015年2月24日 7時) (レス) id: 4a460d1f99 (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - お久しぶりです! 完結おめでとうございます! (2015年2月24日 0時) (レス) id: 0ef4f66846 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:A.N.JELL | 作成日時:2015年2月19日 0時