『その傷、俺が埋められませんか？』F-2

No.78 ページ38

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―翌日―






今日は、会議最終日。






あとは撮影で2日来るだけだった。







藤「岡田さん！」


あ「……」









今までのような表情で、事務局から俺を見る。









藤「ちょっと、いいですか？」



あ「………」









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―廊下―






藤「……なぁ、なんで昨日、あんなこと言ったんだ？」



あ「……いう必要ある？……ないでしょ」









あきれたように息を捨てて、近くの椅子に座った。









藤「……」



あ「もう来ないで。

……どうせ、キスマイとしてはTBSでレギュラー番組もってないでしょ？

……もう関わらないで。」








それだけ言って、帰ろうとした。









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藤「……話し聞けよ！」



あ「うるっさいわね！」



藤「……」



あ「お願い！……もう来ないで！」









コツコツ……









すごく、酷いことされてるのに……








なんでだ……？








なんか……ほっとけない。

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