絶対、惚れない。8―HusiQ.K―

No.362 ページ22

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あ「ふ、藤ヶ谷さん……？」



藤「A……俺さ……」



あ「はい……」









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藤「……Aのこと、好き」









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あ「……」





驚いて何も言えなかった。





本当に、もう、なんか青天の霹靂。






藤「驚かせて、ほんとごめん。

だけど……結構前から、Aに惚れてた。」




あ「………」




藤「……わかってるよ。Aの気持ちは……

でも、伝えたかった。

なんか、Aがキスマイを去ってから

後悔しそうだったから……」




あ「………」




藤「……嬉しかった。Aが、俺に気を遣わなくなってて」



あ「え……？」



藤「さっき、肉屋で……

俺に『え〜』とかって言ってくれたの……

嬉しかった。」



あ「……」



藤「……俺は、そんなAのこと大好き。」



あ「………」



藤「まだちょっと先の話だけど

キスマイやめても、頑張れよ」

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