大切な人 Fの後輩（ki） ページ3
1週間前、宏光と別れた。
高1の時から付き合ってもう4年も経って、お互いにお互いのこと、好きだから付き合ってるのか情が湧いてただ一緒にいるのかわからなくなった結果、別れることにした。
でも失ってはじめて気づく。大切なものの大きさに。
そんな時、高校時代の先輩から連絡がきた。
「久しぶり。元気だった？」
「太輔先輩…。お久しぶりです」
先輩と最後にあったのは私が高校を卒業するとき。役一年ほど前だ。
「北山と、別れたんだって？」
「知ってたんですか？」
「そりゃな。じゃなきゃ連絡しねーよ。」
お前と北山、ほんとに仲良かったもんな。と先輩の悪気ない言葉にちょっと胸が痛くなる。
「俺にもチャンスある？」
突然の言葉に、混乱を起こす。
「え？」
「俺も高校の時からお前のこと、ずっと好きだった。あん時からお前はずっと北山のことしか見えてなかったけど」
先輩が私の手を握る。その手は少し震えていた。
太輔先輩が、私を好き？
信じられなくて、目を丸くする。
すると先輩が、ハハッと吹き出す
「ほんとに気づいてなかったんだね。」
「き、気づいてないですよ！」
「じゃあ高校の時のこと、思い出してみなよ」
太輔先輩のゆう通りに高校時代を思い出す。それでもやっぱり、太輔先輩が私のこと好きだったなんて思えない。
いや、高校時代を思い返すと、出てくるのは宏光のことばかりだ。私の中は宏光でいっぱいで、他のことは考えられなかったんだ。だから太輔先輩の気持ちにも気づけなかった。
それくらい好きだったのに、なんでこんなことになっちゃったんだろう。
やり直したい。宏光と。
宏光の声が聞きたい。笑顔がみたい。一緒に笑い合いたい。
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美紀 - キスマイ前列寄りのオール担当です最高です (2019年4月1日 18時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
架凜 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて思ったのですが...。 物語行間隔あけたほうが良いのではないでしょうか？ 行間隔が詰まっていると読みにくいので...。 (2018年5月8日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：peach | 作成日時：2017年9月4日 11時
