検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:49,704 hit

Story119 ページ6






太「おかえりのキスは?」






「え……。……あ……」




私の頭に浮かぶのはネガティブセンテンスだけ。





「何のにおい?」そう言いたかった。



でも私は、この香りの正体を聞くほど強くはない。


もし今の想像が当たっているとしたら、聞いたら私が壊れてしまう。


とにかく、この香りを消してほしかった。





そんな中、とっさに出た言葉。




「お風呂、入ってくれば?
沸いてるよ」






太「…どうしたの?」



いつもと違う言動に太輔が戸惑う。



「疲れたかなって思って」





太「気ぃ使ってんの?何日かぶりなのに」



「いや…」



太「俺、Aに会いたくて帰ってきたんだけど。

風呂とか正直どうでもいい」



「……。」



太「Aは俺と一緒にいたくないの?」



「そんなわけないじゃん…」




太「だったら何でさっきみたいなこと言うの?」







『太輔の香りが気になったからだよ』


そう言えたら、楽かもしれない。

自分の考えと全然違うかもしれない。




そんな私の腕を引っ張り、壁に押し付けられた。



太「何があったんだよ」



見上げると見たことがない、彼の目があった




Story120→←Story118



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (135 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
96人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

妃愛叶 - <たまがやさん>   頑張れ(^O^)/  応援してる☆彡 (2013年12月2日 20時) (レス) id: ed0c8c9279 (このIDを非表示/違反報告)
たまがや(プロフ) - 妃愛叶さん» 妃愛叶≫1日1Storyは頑張ってみるp(・ω・*q) (2013年12月1日 19時) (携帯から) (レス) id: ee3443f6b5 (このIDを非表示/違反報告)
たまがや(プロフ) - 雪さん» 雪さん≫初めまして♪大好きだなんて(ノ∀`*)エヘヘお星さま、何回も押してね(無意味)これからもよろしくお願いします( ´艸`) (2013年12月1日 19時) (携帯から) (レス) id: ee3443f6b5 (このIDを非表示/違反報告)
妃愛叶 - <たまがやさん>  更新したのね(*^。^*)亀さんじゃないよ(^o^)丿 (2013年12月1日 13時) (レス) id: ed0c8c9279 (このIDを非表示/違反報告)
- 初めまして♪この作品大好きです♪(/ω\*)お星さま何回押しても足りないくらい!!続き楽しみにしてます(*^^*) (2013年12月1日 10時) (レス) id: 2edc296c6b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまがや | 作成日時:2013年11月20日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。