Kiss×Kiss×Kiss＜５＞

Story１０４ ページ2

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今日は、お正月ドラマの撮影で呼ばれ
終わった後、彼からお誘いのメールが来た。



『行くっ』

と返信をして、言われた場所へ…







｢A…さんですか？｣



太輔に言われたオシャレなバーに入った時、店員さんに声を掛けられた。



｢太輔、もう少しで来ると思うので
そこのお部屋で待っててください｣




太...輔？



累｢あ…
すみません。太輔の友達の累(るい)と言います｣


累さんは、黒髪にアイロンがかかった白のシャツ、黒のベスト、黒の蝶ネクタイ、黒のエプロンに黒のズボン。

バーテンダーさんか…





｢あ…そうだったんですか
太輔がいつもお世話になってます｣



お母さんかよ。
と心の中で一人ツッコミをして
案内されたのは、あまり広くない落ち着いた雰囲気の個室だった。




私が席に座ってから数分後に、彼はやってきた




｢お帰り^^｣



太｢ただいま^^……って家じゃ無いけど(笑)｣




ジャケットを脱いで椅子に掛けると、｢いい店でしょ｣と話し出した。




太｢累、高校からの友達なの｣

と、そこにタイミング良く(悪く？)累さんが入って来た




累｢一番奥の部屋に、大先輩いるぞ｣



太｢誰？｣



累｢行ってからのお楽しみ｣





｢挨拶いってくる｣と言って部屋を出てから数分後、帰ってきた太輔の第一声は









｢アツヒロさんと…陽菜さん…｣




だった



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