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初詣の行き先は、

徒歩から車に変わったから、当初の予定を変更して郊外にあるこの辺では有名な大きな神社に行くことに。



「混んでると思うけど
屋台とかいっぱい出てるし、楽しそーじゃん。」


子供みたいにワクワクした目をしてる二階堂さん(笑)




予想通り、神社につながる上り坂の一本道は渋滞中。


でも二階堂さんと一緒なら平気。




バカみたいな話で盛り上がったり、

ちょっとだけ真面目な話してみたり、

“間”があっても不自然な空気になることがない。



すっかり乗り慣れた二階堂さんの助手席って、やっぱ安心する(笑)



そして、二階堂さんからもらったネックレスをそっと触って
1人ニヤニヤしてみたり…w






.



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「着いた〜。」


駐車場も確保できて
車を降りてからは、神社までの緩い上り坂を歩く。


「うぃ〜、やっぱさみーなー。」


二階堂さんが
両手をポケットに入れたまま

「んっ。」

って左腕を差し出すから、
いいのかな?ってちょっと躊躇しながらも自分の右手を絡める。


手を繋ぐよりもっと密着するから
何だかドキドキする。





参道には、いろんな屋台が並んでいて賑やかで。


美味しそうな匂いも漂ってきて
ちょっとそそられる。


「お詣りしたら、帰りに何か食べよ。」

何だか楽しそうな二階堂さん。



「……うん。今おんなじこと考えてた(笑)」


そう言えば、もっと嬉しそうに笑ってる。







それから、参道をあがって
お詣りするための列に並ぶ。



人の波がすごいから
はぐれないようにさっきよりも強く二階堂さんの腕をつかむ。




しばらくすると、
二階堂さんが何だかニヤニヤしながら私の耳元で言う。


「ね……すっごい当たってるんですけど(笑)。」



「…………?」



二階堂さんをよく見れば、目線は私の胸元。
確かに、人波に押されるから密着してる二階堂さんの腕に私の………///。




「えっ、もう〜///////。」


恥ずかしすぎて咄嗟に腕を離すと、



「ククっ………ごめん、ごめん。
冗談だってば。」



……ホントにもう///!






でも、すぐにギュって手を繋がれた///。



「はぐれちゃうでしょ?」



そう笑いながら言うと

繋いだ手はそのまま吸い込まれるように
二階堂さんのコートのポケットに収まった///。





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めろん(プロフ) - はるかぜさん» はるかぜさん、コメントありがとうございます。一気読みして頂いたなんて嬉しいです♪そして、私の描くニカちゃんを受け入れて頂けてること、優しいお言葉に感激です(>_<)これからもよろしくお願いします! (2017年11月20日 9時) (レス) id: e52504ed60 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ(プロフ) - はじめまして(^-^)昨日今日と一気に読んじゃいました!不器用で優しくて、人見知りで、けど人懐っこくもあって、、私のイメージするニカちゃんそのものです!次の更新を楽しみにしてます♪ (2017年11月19日 11時) (レス) id: db2dfaf527 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ATさん» ATさん、初めまして!コメントありがとうございます。甘々ニカちゃんにキュンキュンしてもらえるよう頑張ります♪ (2017年10月18日 11時) (レス) id: 85fa9eafbf (このIDを非表示/違反報告)
AT(プロフ) - はじめまして!キュンキュンしながら読んでいます^^*甘いニカちゃんと主人公ちゃんが素敵なクリスマスを過ごせるといいな♪続きも楽しみにしています!! (2017年10月17日 17時) (レス) id: 47ef217b76 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - れいさん» れいさん、初めまして。コメありがとうございます。そうなんですよ、ニカちゃんってどちらかと言うとやんちゃで可愛い後輩って感じですよね(笑)でも聡君には激甘でwめっちゃ優しい先輩。そんな姿を書きたかったのでお粥のエピ入れてみました。気付いて頂けて嬉しいで (2017年10月14日 0時) (レス) id: e52504ed60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろん | 作成日時:2017年10月13日 16時

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