恋におちたら

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ランチを済ませて、次に向かったのはリカーショップ。

「ここは大みそかでもやってるから。」って。


二階堂さんの馴染みのお店らしく、ここでも割とご年配の店主さんととても親しげにいろいろな話をしてる。


もともとは仕事上のお付き合いだったけど、今はプラべでよく来てるらしい。



やっぱすごいな、二階堂さんのネットワーク(笑)


以前“本当は俺も人見知り”って言ってたのが信じられないw。






買うものはすでに決めてあったみたいで。


「これね、パパの好きな焼酎なの。

地方ので手に入りにくいんだけど、ここで扱ってくれてるから。」



今夜、一緒に飲むらしい。


嬉しそうな笑顔で、瓶を手にしてる二階堂さんが何だか可愛い。





「じゃあ、よいお歳を。」


「二階堂君もね。今年もありがとう。

それからこれは、彼女さんと飲んで。」


って、試飲用のビールとかワインのミニボトルとか、たくさんお土産までいただいてしまった(笑)



「ありがとうございます。」


よくお礼を言って、リカーショップを出てまた車に乗る。






「次はね、Aに選んで欲しいんだけど。」


「何を買うんですか？」


「んー。赤ちゃんのもの………？

何買ったらいいか、わからなくて。」



聞けば、パパとママの姪っ子さんに最近赤ちゃんが産まれたらしい。



「この前、ママがすげー嬉しそうに写真見せてくれてね。

ちっちゃくてめちゃめちゃかわいーの。」



確か、お子さんに恵まれなかったって言ってたから、きっと可愛がってた姪っ子さんなんだろうな。

だから生まれた赤ちゃんはお孫さんみたいな存在なのかな？





なので、ベビー用品を見に駅前のデパートに行くことに。





予想はしてたけど、年末の駅前方面はすごく混雑していて。


着くまで軽い渋滞に巻き込まれたけど、二階堂さんと一緒だといろんな話ができて、それもまた楽しく感じちゃう私。




大好きな二階堂さんの横顔を見てたら、


「なんか、Aこっち見すぎ。」


って、わかりやすく照れてる。



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