恋におちたら

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それから、




二階堂さんは抱きしめてる腕をするっとほどいて
私のほっぺたを両手でふんわりと包んで、親指で涙をそっと拭ってくれた。





すごく優しい笑顔で見つめられる。


「Aの事、なんか可愛くてしょうがないんだけど。」


ちょっと困ったような表情の二階堂さん。





胸の真ん中がキュンってして、心臓がうるさい。



それから私のおでこにそっとキスして、
もう一度さっきよりきつくギュッて抱きしめてくれた。






「はい、もう泣かない。」





「…………。」





「…………こっから先のお楽しみは、Aが元気になるまでとっておくから(笑)。

これ食べて、早く風邪治して？」




「…………………はい。」

今、頬がめちゃめちゃ熱いのは




………………やっぱり二階堂さんのせいだから。





・
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・
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そしてその夜は…風邪のせいなのか、それとも気持ちが昂りすぎたのか、また熱が上がってしまってww



「……………なんか、ごめん。」



って、別に二階堂さんが悪いわけじゃないのに(笑)

心配して、朝まで部屋で看病してくれた。




なんだか、いろいろ……………急展開///








私は……

気持ちが追い付かなくて

緊張して眠れない！って思ったけど。




………………熱のせいなのか、薬が効いたのか……それともやっぱり二階堂さんがいてくれて安心したのか。


朝までぐっすり眠れた…///





翌朝は熱も下がって、

「良かった。」

って二階堂さんも安心して帰って行った。






でも帰り際には、
頭ポンポンされて。




「心配だから、夕方また電話する。」

って。









二階堂さんが、何だかめちゃめちゃ





……………………………甘い///

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