True Colors ３

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今夜は深夜の音楽番組への出演もあるし、結局お風呂に入ってからそのままソファーでテレビを観てる。







日付が変わるころ、ガチャって玄関の鍵が開く音。



高嗣が帰ってきた………。





どうしよ、、、


どんなリアクションとったらいいの？



どうしていいかわからずに、そのままソファーで寝たフリしちゃう私。。。








「ただいま。」


「………………。」


「なんだ、寝ちゃってんじゃん。」


「………………。」


「お〜〜いA、こんなとこで寝たら風邪ひくぞ〜。」


低くて優しい声で、肩をそっと揺すられる。


「………(どうしよ、、、)」






そのまま高嗣の手が、私の髪を優しくなでる。



その手が私の前髪をかき分けて、おでこにチュッてキスされた。




………もう我慢できずに、口元がにやけちゃう私。






「クク………やっぱ起きてた。」



目を開けると、柿ピー笑顔の高嗣がこっちを見てる。



「もう………///起きてるって気付いてたの？」



「Aの寝たフリくらい、すぐわかるわ。」



そう言って、可笑しそうに笑って、


「ただいま。」って、両手を広げるから。





「………もう///ばか。」


その胸の中に結局引き寄せられちゃう私。



「おかえり。今日はおめでとう///。」


高嗣の腕の中で、小さな声で呟く。



「やっぱ観た？フフ、びっくりしたでしょ？」


結局観なかったフリだって出来ずに、高嗣の思うツボ。









「ホラ、一緒に乾杯しよ。」



テーブルの上のコンビニの袋の中には、高嗣がいつも飲んでる缶ビールと私の好きな缶チューハイ。


飲みながら、今日の出来事を興奮冷めやらぬ様子で、いつもより饒舌に話してくれる高嗣。





すごく嬉しかったんだね。





私も何だか幸せだよ。






次のお仕事に繋がっていくといいね。







そんな高嗣を見ていられることが結局私の幸せなんだって………私の方が気付いちゃった、そんな夜。







ﾟ･:,｡★ﾟ･: END ,｡ﾟ･:,｡☆ﾟ.



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Aさん、
ここまでお読みいただきありがとうございます♪




先日のニカちゃんのENGEIグランドスラム出演※
事前の告知がなかったのでホントにびっくりして、、、おめでとうの気持ちを込めて思わずこんなお話を書きました(笑)





彼女目線で楽しんで頂ければ幸いです☆






めろん
(*˘︶˘*).｡.:*♡



※2018.9.29.OAの番組です。
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