彼の好きなもの〜２＊1 ページ40
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彼の好きなもの。
サウナ！
上下セットアップの服と雪駄w
お笑い番組
月曜日のマンガ
仕事の後の晩酌と、、最近は味玉w
お掃除(キレイ好き)w
それから友達、先輩、後輩
ひとりの時間。。。
………ここに、私は含まれてる？
それは、幼なじみとして？
それとも。
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“仕事早めに終わった”
“今日来れる？”
急なメール。
高嗣からの連絡は、いつもこんな風に突然。
気まぐれに。
“うん、大丈夫。”
“私も出来るだけ早めに仕事終わらせて行くね”
たまたま、飲みに行く相手が見つからなかっただけかもしれないのに。
そんなメールをもらっただけで、やっぱりちょっと嬉しくて逢いに行ってしまう私。
子供の頃からいつも一緒で、彼のことならわかりすぎるくらいわかってる幼なじみの高嗣に、私はいつの頃からか長い片想いを拗らせてる。
高嗣からしたら、たぶん私は気心の知れた幼なじみで、都合よく呼びだせる飲み友達…位のポジションかもしれないのに。
部屋に入ると、もう先にビールを飲みながらテレビを見てた。
「おつかれ」って言って、自分の隣に私を促す。
ほんのりと高揚した頬と、少しのアルコールの匂い。
お酒には強いはずなのに、珍しくもう酔ってるのかな？
「とりあえず乾杯しよ！」
そして、最近の仕事のこととか実家の話とか………とりとめなくいつも通りの会話。
「A、お見合いすんの？」
突然そんな質問。
「え？どうして知ってんの？」
私の姉と高嗣のおねーちゃんは同級生で今でも仲良しだから、情報が筒抜けなのは承知で一応聞いてみた。
「そんなんどーでもいいから………するわけ？お見合い。」
母の知り合いが持ってきた話。
実際そんな気全くないけど。
でも、そろそろ年頃なのにって最近実家に帰る度にうるさくいろいろ言われるから、正直高嗣にまでそこに触れられたくない。
「別に、高嗣に関係ないでしょ。」
「………………やめとけよ、そんなん。」
そう言うと突然、高嗣の腕が私の肩をグッと引き寄せて………………柔らかな唇が重なった。
「………///！？」
そっと優しく触れただけの唇は、すぐに離れる。
びっくりして心臓がドキドキ高鳴って、言葉が出てこない。
そして、そのまま何も言わずに私を見る高嗣の目が………今まで見たことない位切なげで。
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めろん(プロフ) - 花菜さん» 花菜さん、コメントありがとうございます！拙いお話しですが読んで頂きありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2021年6月26日 0時) (
レス) id: 230cd38611 (このIDを非表示/違反報告)
花菜(プロフ) - はじめまして。最近キスマイが好きになったのでたどりつきました。以前は嵐さんのお話が好きで色々読んでたのですが、つむさんのサムシングファイブの中の翔くんのお話と横尾さんのお話がそっくりですね？ (2021年6月25日 21時) (レス) id: 0bb3add5b6 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - りっちゃんさん» わぁー｢温かい｣コメントに、私の気持ちもほっこりです(´▽｀)ありがとうございます。これからの寒い季節もキスマイの冬うたであっためてもらいましょうね♪ (2019年11月23日 0時) (レス) id: 657646c020 (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん(プロフ) - 渉くんのお話読みました！とてもほっこりして温かい気持ちになりました！寒い今の時期にぴったりだなと思ってしまいました；ω； (2019年11月22日 15時) (レス) id: 3f1fc3d1a7 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - piroponcandyさん» いえいえ、すみませんだなんてとんでもない。ありがとうございます。横尾さんの不器用だけど真っ直ぐな愛が伝わると嬉しいです。出来るだけはやく移行出来るよう頑張りますね！ (2019年11月21日 22時) (レス) id: 657646c020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろん
| 作成日時：2018年8月21日 17時
