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忘れかけてた、、、私のハンカチ。
「二階堂君がアイロン掛けてくれたの?」
「もっちろん。」
ってドヤ顔が可愛すぎ(笑)
「つーか、Aちゃん名前!」
「あ、、、ゴメン、、、その、高嗣///?」
「だから、なんで疑問形?」
ってクスクス笑われる。
「だって、なんか急に、、、恥ずかしいもん///。」
「俺は急にだって言えるし!A、A、A〜〜!!」
最後は、2人で一緒に笑っちゃってる///。
狭いソファーに、何となく2人くっついて座ってる。
ご飯を美味しいって食べてくれて、
お誕生日のプレゼント、早速使ってくれて、、
一緒に笑顔でいられる。
こうやって更新されてく………2人の日々が本当に幸せ。
「ね……Aちゃん?」
………高嗣だって、Aちゃんに戻ってる、って心の中で思ったけど言わない(笑)
「なに?」
コーヒーを一口飲んで、カップをコトンってテーブルに置くと、私の方を向いた。
「前に俺が言ったお願い覚えてる?」
「え?」
なんだっけ?
心の中で考える。
「………………ピアノ。いつかAちゃんのピアノ、聞きたいって。」
「あ、うん。」
それは、覚えてる。
番組の収録前に、、、ちゃんとピアノを弾くことが出来たら、今度は私のピアノが聞いてみたいって言われてた。
「あのさ、俺………クラシックとか全然わかんねえけど、、、Aちゃんのピアノは聞いてみたいって思うから///。」
ちょっと照れくさそうに俯いて、ボソッてそう呟いた。
「うん………いいよ。今?」
ホントは私も少し恥ずかしい。
だけど、私のピアノが聞きたいって言ってもらえるのは素直に嬉しいから。
「フフ……今じゃなかったら、いつよ。
ハイ。本日のピアニスト、白石Aさん!よろしくお願いします(笑)」
ちょっとおどけてそう言われたけど、ラウンジでのバイトで私たちが再会したことが頭をよぎった。
高嗣が、ピアノを弾く私に気が付いてくれて……こうやって今に繋がってる。
私に気付いてくれて、、、ありがとう。
席を立ってピアノに移動する。
何だかちょっと緊張してきたけど「では。」って、私もわざと演奏会風にお辞儀をして顔を上げたらバッチリ目が合って、思わず笑っちゃって。
何だか、逆に気持ちが落ち着いた(笑)
ピアノの前に座って、フウって小さく息を吐いて、、、イントロを奏でた。
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めろん(プロフ) - ユーミンさん» ユーミンさん、いつもマイペース更新にお付き合いいただきありがとうございます!そうなんです、この2人には穏やかにゆっくり恋してて欲しいなって(笑)これからものんびりお付き合いくださいね♪ (2018年11月22日 10時) (レス) id: 85fa9eafbf (このIDを非表示/違反報告)
ユーミン(プロフ) - お友達にバレたかな?どうかマスコミとかに漏れませんように。この2人は穏やかに愛を育んで欲しい。これからどうなるのかドキドキです。てこ、ニカちゃんカッコ可愛い。 (2018年11月21日 21時) (レス) id: 59b8f94fa2 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ユーミンさん» 蒸し暑いとは!そうなんですね〜、日本は広い(笑)ニカちゃんと主人公ちゃん、これからもよろしくお願いします。 (2018年9月21日 17時) (レス) id: 85fa9eafbf (このIDを非表示/違反報告)
ユーミン(プロフ) - 九州は蒸し暑いです。ニカちゃん達の、これからの発展が楽しみ〜。シャイな2人だけど、幸せになってほしいです。 (2018年9月21日 13時) (レス) id: 59b8f94fa2 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ユーミンさん» ユーミンさん、あったかいコメントありがとうございます。これからもマイペースに頑張りますね♪そして、一緒にキスマイを応援しましょう!(^^)! (2018年9月11日 9時) (レス) id: 85fa9eafbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろん | 作成日時:2018年6月20日 17時