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ラスト近くになってこっちにきた二階堂君と、ほんの一瞬………目が合った………気がした。
二階堂君の団扇を持ってるのが、何だか恥ずかしい。
そして、そんな私を見たからなのかはわからないけど、ちょっとびっくりしたような表情をした後、照れたように小さくうんうん、って頷くような仕草をした。
「ね……A！今ニカ、こっち見なかった？Aに気付いたんじゃない？」
ちいちゃんに言われる。
「そう………かな？よくわかんなかった。」
そう答えながらも、たったこれだけの事でホントは心臓がバクバクしてた。
ライブは始まってしまえばあっという間で。
まるで夢の世界の様な、非現実的な時間だった。
まだフワフワする気持ちのまま、たくさんの人波に流されるように出口に向かって歩く。
夢見心地の様に頬を紅潮させて、ちいちゃんが言う。
「A、初めてのアイドルのライブはどうだった？(笑)カッコよかったでしょ？…ね？！」
「うん。何だか………思ってたよりずっと楽しかったし、みんなカッコよかった。」
その言葉は嘘じゃない。
ホントに歌って踊る7人は、バラエティー番組で見る姿とはまた全然違っていて、本当に魅力的だった。
7人の仲が良さそうなことも伝わってきて、二階堂君は素敵な人たちに囲まれてお仕事してるんだな〜って思った。
「でも、やっぱりAはニカなんでしょ？」
「え……？」
「目がハートになってたし、何度も泣いてたでしょ。」
「………///。」
うそ………泣いてたの、バレてた？
「フフ……可愛すぎじゃん、A。」
「もう……そんなんじゃないってば！」
必死に誤魔化したけど、クスクス笑われる。
それから、ちいちゃんと少しお酒を飲みながら食事して別れた。
家に戻ると、何だかグッタリ身体の力が抜けて、しばらくの間ソファーに倒れ込む。
そんなに飲んだわけじゃないのに、ライブの余韻が抜けないせいか、ずっと頭の中はフワフワしたままで。
しっかりしなきゃ……そう言い聞かせて起き上がって、シャワーに向かう。
あれから…帰りの電車の中も、家に戻っても、熱いシャワーを浴びても、、、、頭の中からずっと………二階堂君の姿が離れない。
どうしよう。
ライブで会ったばかりなのに。
…………もうすぐに、逢いたいなんて。
そう考えながら髪を乾かし終わると、、、玄関のチャイムが鳴った。
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めろん(プロフ) - ユーミンさん» ユーミンさん、いつもマイペース更新にお付き合いいただきありがとうございます！そうなんです、この2人には穏やかにゆっくり恋してて欲しいなって（笑）これからものんびりお付き合いくださいね♪ (2018年11月22日 10時) (
レス) id: 85fa9eafbf (このIDを非表示/違反報告)
ユーミン(プロフ) - お友達にバレたかな？どうかマスコミとかに漏れませんように。この2人は穏やかに愛を育んで欲しい。これからどうなるのかドキドキです。てこ、ニカちゃんカッコ可愛い。 (2018年11月21日 21時) (レス) id: 59b8f94fa2 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ユーミンさん» 蒸し暑いとは！そうなんですね〜、日本は広い（笑）ニカちゃんと主人公ちゃん、これからもよろしくお願いします。 (2018年9月21日 17時) (レス) id: 85fa9eafbf (このIDを非表示/違反報告)
ユーミン(プロフ) - 九州は蒸し暑いです。ニカちゃん達の、これからの発展が楽しみ〜。シャイな2人だけど、幸せになってほしいです。 (2018年9月21日 13時) (レス) id: 59b8f94fa2 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ユーミンさん» ユーミンさん、あったかいコメントありがとうございます。これからもマイペースに頑張りますね♪そして、一緒にキスマイを応援しましょう!(^^)! (2018年9月11日 9時) (レス) id: 85fa9eafbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろん
| 作成日時：2018年6月20日 17時
