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DH｢…じゃあ、キュヒョナの彼女？｣
KH｢…何言ってんだよ！！！！｣
EH｢おいキュヒョナ…！｣
ドンヘさんの首元を掴み、揺らすキュヒョンさん。
だめだよ、怪我してるのに。
そんな風にすぐ言いたかった。
でも、声なんて出なかった。出る声なんて、なかった。
RW｢…大丈夫、じゃないよね。｣
｢……。｣
RW｢外出る？｣
私の顔を覗き込みながら、眉を下げて優しく聞くリョウクさん。
彼の言ったことは、合っている。
大丈夫なわけないし、外に出たかった。
逃げたしたかった、ここから。
だけど。だけど。
それをしてしまったら、すべての可能性を捨ててしまう気がした。
彼の申し出に、首を横に振って。
ゆっくりと深呼吸をしてから、ドンへさんを見つめた。
ヒョクチェさんによって、解放された首元をさすりながら、彼も私を見た。
DH｢…………。｣
｢…私は、A…です。事務課から営業課に異動してきました。…あと、｣
言わなきゃいけないことは、次から次へと浮かぶのに。
上手く言えなくて。
彼に伝えられなくて。
その事実も切なかったし、苦しかった。
でも、それ以上に切なくて辛くて苦しかったのは。
彼が私を知らない、ということだ。
もう私の名前を優しく呼ぶこともないかもしれない。
好きって、愛してるって言ってもらえないかもしれない。
抱きしめてもらうこともなければ、
手を繋ぐことさえ無理かもしれない。
すべてが私をぎゅっと締め付けた。
もうダメだと。
締め付けられた私が最後に振り絞ったのは、
｢ドンヘさんが…大好きです…っ｣
涙とともに溢れた、彼への想いだ。
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なり子(プロフ) - ミサさん» はじめまして！！もしや、Twitterでリプくださった方でしょうか･･･？！(違ったらごめんなさい)どうしてもネタを入れないと話を書けないタイプなので、笑っていただければ本望です(TT)← ありがとうございます！！！更新頑張りますね！ (2016年9月1日 1時) (
レス) id: 1cb9e658ab (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - はじめまして！本編も短編も楽しく拝見してます♪なり子さんのお話の中のドンヘさん大好きです！ついでに、ゴリラゲイ雨ツボです(笑)明け方に読んでいて笑いが止まらなくなりました。これからも続き楽しみにしてますね！ (2016年9月1日 0時) (レス) id: afb44e2de8 (このIDを非表示/違反報告)
なり子(プロフ) - sachikoさん» お待たせいたしました！！(土下座)温かいお言葉、ありがとうございます！！！(TT)確実に9月突入しそうですが(←)頑張ります！！ (2016年8月31日 9時) (レス) id: 1cb9e658ab (このIDを非表示/違反報告)
sachiko(プロフ) - なりちゃん更新ありがとう！待ってたよ！！！(笑)でもいいよ、好きだから最後まで待ってるよ(≧∇≦)b (2016年8月30日 20時) (レス) id: e1fdcf8bf8 (このIDを非表示/違反報告)
なり子(プロフ) - づうさん» はじめまして♪本編も短編も読んでくださってるんですね！！嬉しいです(><)ありがとうございます！短編は本編でいちゃこらがまだ出てこないので、とりあえずバカップルのラブラブをお届け出来ればと思っていたので、よかったです笑これからもよろしくお願い致します！ (2015年12月31日 11時) (レス) id: f3e95b68a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なり子
| 作成日時：2015年1月1日 12時
