あの日の未来へ...

story18　藤ヶ谷side ページ18

Aちゃんが泣きながら寮を出てった。


俺にはなにがなんだかわからない。


いや、メンバーみんなそうだろう...。


北山を除いて...。


.


Aちゃんは北山と会って

いきなり泣きだした。


そしてそのまま出ていった。


.


北山が関係してるに決まってるだろ...。


Aちゃん、北山となにがあったんだ...？


.


すると、北山がいきなり口を開いた。


北「Aがまたいなくなる...。」


.

いなくなる？また？

意味がわからない。


どういうことなんだ？


.

それを聞いたのはニカ。


でも北山にはそんなの全く聞こえてないようだ...。


それどころか、呼吸が荒くなってる。


...ヤバい。過呼吸か...？


.


藤「北山っ！落ち着けっ！なっ？」


俺はそう言い、近くにあったビニール袋を

北山の口元にあてる。


.


ちょっと経つと、北山の呼吸が整ってきた。


よかったっ...。


.


メンバーみんな安堵の表情。


そんな中、渉が口を開く。


横「あのさ、北山。Aちゃんとどういう関係なの？」


.


それは俺も気になってたこと。


.


そして、北山はゆっくりと話し始めた。


.


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