22☆言葉 ページ22
急に腕を引っ張られたかと思うと、すぐに抱き上げられる。
A「ちょっ何するんですか！降ろしてください！」
抱き上げたまま、北光は階段を上がっていく。
わたしの声は聞こえないみたいに無視している。
A「歩けますから、降ろしてください！」
ちょっと体をひねって抵抗する。
北光「…うるさい」
その抵抗も、さらに力強く抱かれて阻止される。
『うるさい』
その言葉の響きは、いつもの北光とは違っていた。
低くて、怒ってるみたいだった。
.
わたしの部屋に来ると、北光は何の抵抗もなくドアを開け、わたしをベッドに降ろした。
北光「今日はもう降りてこなくていいから」
A「そんなわけにはいきません！わたしの仕事なんです」
北光「……分かんない？そんな体調で来られてもみんな気遣うだけ」
それだけ言うと、北光は黙って部屋を出ていく。
…北光の言う通りだ。
体調を崩したのも、それを押して仕事したいのも…
全部わたしの勝手だ。
…
馴れない環境
馴染めないメンバーたち
忙しい仕事
不安
.
プラマネの仕事は、本当に好きだった。
誇りだった。
自信もあった。
.
思うように動かない体を布団に埋める。
こんなことで…
へこんではいられない。
.
次々に流れる涙を拭いながら、またわたしは眠ってしまったみたいだ。
23☆無理しすぎ 玉森side→←21☆閉じた心 北山side
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ちぇ(プロフ) - やばたんですー(><) (2013年4月4日 21時) (
レス) id: 8a160f45f3 (このIDを非表示/違反報告)
里菜 - おもしろい (2012年1月6日 0時) (レス) id: 3613e0a7a1 (このIDを非表示/違反報告)
しほ - ８６話で終わってて早く続きが見たい (2012年1月2日 23時) (レス) id: 40a1041794 (このIDを非表示/違反報告)
かえ - すごくおもしろいwwよかったらお友達になってください！！ (2011年11月23日 14時) (レス) id: 69db585f8d (このIDを非表示/違反報告)
玉ちゃんラブ - やばいですおもしろすぎぃ (2011年11月17日 20時) (レス) id: cd4a1fbb1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏芽 | 作成日時：2011年8月19日 4時
