KM-Ft2と暮らせる de Show (ページ15)

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15☆違った顔ページ15

「ただいまー！」

元気な声が次々に聞こえてくる。

今日は明日の早朝からの仕事のために、みんなが帰ってくる。

わたしはというと、日用品や食品の買い出し、全員のスケジュールの把握。

やることがたくさんあって目が回りそう。

帰ってきた順番にごはんを出していく。

さすがに…ドラマ組は深夜になりそう。

A「横尾くん。社長から楽器をスタジオに用意してほしいって言われたんですけど、わたし正直楽器は全く無知で。もし時間あれば教えてくれませんか？」

ニカ「えー！なんか買ってくれんの？ほしー！俺もほしー！」

千賀「オレも！」

A「個人的なものではありません。みんなで使うものです」

横尾「いいよ。買いに行くなら次の休みに一緒に行こうか」

北光「うわっ！誘った！しかも自然体にっ」

A「何言ってるんですか！横尾くんは優しさで言ってくれただけです」

宮田「オレも行っていい？楽器とかわかんねーけど(汗)」

北光「だったら俺も！」

A「宮田くんと北山くんには頼んでいません。あなたたちはアイドルなんですよ？そんなに何人も集まれば目立つでしょ？自覚してください」

横尾「(笑)」

にぎやかに時間が過ぎていく。

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日付けが変わってだいぶ経ったころ、わたしは１人リビングでドラマ組を待っていた。

カチャ

静かにドアが開く音がして、２人がリビングに入ってくる。

A「おかえりなさい。ごはんはどうしますか？」

玉森「ただいま。今日は食べてきたから大丈夫」

さすがに疲れた顔をして２階に上がって行く。

A「藤ヶ谷くんも食べてきたんですよね？明日も早いですから早く休んでくだ…」

急にぐっと左手を取られて、驚いてたいぴーの顔を見る。

うつむいて、いつもの明るい表情とは正反対の顔を浮かべている。

A「…どうしたんですか？…何か辛いこと、あったんですか？」

うつむいた彼の顔を覗きこむ。

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いつもコメントありがとうございます！

主人公の謎も解けてきて、お話は進んでいきます。

これからもよろしくおねがいします。

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