KM-Ft2と暮らせる de Show (ページ11)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:286,874 hit

11☆予想外ページ11

A「う…うるさい」

大音量の目覚ましの音で目が覚めた。

午前６時。

わたしがこの仕事についてから、これより遅く起きたことのない時刻。

今日はここに誰もいないってわかってるけど、午後になれば誰かが帰ってくるかもしれないからだ。

パジャマのまま下に降りる。

まだ頭がぼーっとする。

.

リビングに降りると、すぐにキッチンに入る。

とりあえずのコーヒー。

A「…みんなは、朝は何飲むんだろ。やっぱり何種類か用意しないと…」

ニカちゃんとかはジュース飲みそうだし…たいぴーはドラマでハーブティー飲んでたし。

コーヒーをリビングに運び、iPodをスピーカーにセットしてお気に入りの音楽をかける。

窓際の日当たりのいい席。

みんながいる時は座る機会がない席。

ぼーっと目を閉じてコーヒーを口に運ぶ。

あー…気持ちいい朝だー。

.

.

.

目を開ける。

.

A「キャーーー！」

.

目の前に寝癖リラックススタイルのたいぴー。

A「な、な、な、なんでいるんですかっ？」

藤ヶ谷「(笑)昨日からいたけど？」

A「え…？そうだったんですか？…ごめんなさい！き、着替えてきます！」

慌てて席を立つ。

.

その時

ぽんっ

頭に、てのひらが置かれる。

.

藤ヶ谷「いいよ。気になんないし」

可笑しそうに笑う彼。

.

笑うと目がなくなる。

優しい、かわいい笑顔。

わたしの凝り固まった気持ちが、少しだけ

ほんの少しだけ

解れた気がした。

.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

たくさんの閲覧、コメントに驚きました！！

すごく嬉しいです。

ありがとうございます！

初作品ですが頑張ります。

相変わらず不定期更新です。

すみません(＞_＜)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆