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太輔side
太「ただいま〜・・・ってあれ?」
今日は予定よりはやく仕事が終わったから、すぐ帰ってAと夕飯でも食べに行こうと思ったんだけど・・・
Aがいない。
どこ行ったんだろう?
太「どっか出かけたのかな・・?」
ガチャッ
A「ただいま〜ってあれ?太輔?」
太「おう、おかえり。どこか行ってたのか?」
A「うん、朝香のとこ行ってた」
太「そうかそうか、で、今日久しぶりに早く帰ってこれたから夕飯行かない?」
A「うん!行きたい!」
太「よし、じゃあこのまま行こう」
やってきたのは前撮影できたイタリアン。
きたのはいいんだけど・・・
太「A、どうした?」
A「わかんない・・・」
料理を注文して、食べ始めたのはいいんだけど
Aの手がすぐにとまってしまった。
太「どっか具合悪いか・・?」
A「わかんない・・・」
太「無理して食べなくていいよ、すぐ食べちゃうから」
A「ごめんね・・・」
太「気にすんな」
Aの具合が悪いみたいで
顔色もあまり良くなくなってきた。
太「よし食べ終わった!帰ろう」
A「ほんとにごめんなさい・・・」
太「だから気にすんなって、車に乗ったら寝てていいからな?」
A「うん・・・」
こうして車に乗った。
こっから家までだいたい20分くらい。
ここで、思わぬことが起きた。
A「太輔っ・・・」
太「ん?どした?」
A「吐きそっ・・・」
太「え!?あと家まで5分くらいだから我慢できるか?」
A「んっ・・・」
太「すぐ着くからな」
やっときてくれたんだ
俺たちのところに
天使が。
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作者名:Alice | 作成日時:2016年8月12日 23時