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神「それでは奥さまはこちらへ、旦那様はあちらへお願いします」
試着する場所へついて、私と太輔は別々の場所へ案内された。
そうだよね・・・ウエディングドレスとは違うもんね。
そう思いながら私は神埼さんへついて行った。
神「式当日も私が着付けとメイクを担当します」
A「よろしくお願いします」
神「ではさっそくはじめて行きますね」
神埼さんは５０代くらいのほんとにベテランさん。
素早く私を変身させる。
神崎さんは着つけながら私に話しかけてきた。
神「付き合ってどのくらいになるんですか？」
A「付き合ってもう６年になります」
神「６年ですか！？それはそれは」
A「神埼さんは旦那のこと知っていますか？」
神「もちろん、キスマイの藤ヶ谷太輔さんですよね？」
A「そうです」
神「でも大変だったでしょう？」
A「そうですね。すごく大変でした。旦那も芸能人だからもちろん普通の恋人みたいなことはなかなかできなくて・・・それでも私のことをずっと一途に思ってくれていました。だから今の私達があります」
神「素敵な旦那さまですね。羨ましいです」
A「神埼さんは結婚されてないんですか？」
神「してるんだけど忙しくてあんまり顔をあわせてないのよ。笑」
A「そうなんですか・・・」
神「それでも幸せだけどね？はい、できましたよ」
A「うわあ・・・」
神「すっごくお似合いですよ」
A「ありがとうございます」
神｢旦那様におみせしますか？」
A「いえ・・・当日までのお楽しみにしておきます。笑」
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作者名：Alice | 作成日時：2016年5月26日 18時
