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助「藤ヶ谷さん、明日仕事は?」
太「ないです」
助「父親教室って参加したことある?」
太「行きたいなとは思っているんですけど・・・時間がなくて・・・」
助「やっぱそうだよね〜。じゃあお仕事が忙しい藤ヶ谷パパのために今日は特別に今夜限りの父親教室してあげる!」
太「ほ、ほんとですか!?」
助「今夜限定だから全部ちゃんと覚えて帰ってママをびっくりさせちゃいなさい!」
太「はい!」
こうして俺はすごく親切で優しい助産師さんと1対1でいろいろなことを教えてもらった。
ここの病院にしてよかった・・・
助「もうこれで大丈夫ね!」
太「はい!ホントにありがとうございました」
助「んじゃ、今日はこのまま寝かしつけもやってみよう!」
太「えっと・・・泊まるってことですか・・・?」
助「奥さんの病室、夫も泊まれるようになってるのよ〜だから今日は泊まっていきなさい」
太「はい・・・そうさせてもらいます」
助産師さんに連れられ、Aの病室へ。
助「なんか困ったことあったらいつでも呼んでね?」
太「はい、ありがとうございます」
バタン・・・
赤ちゃんを抱っこして、俺の寝るベットに静かに降ろした。
そしてAのベットのそばにきた。
よく寝てるなあ・・・
お疲れ、A。
明日起きたらちゃんと謝ろう・・・
「ふにゃ・・・んんっ・・・」
太「お〜・・・よしよし・・・」
ベットに入ろうと思ったら、赤ちゃんが泣きだしてしまった。
でもすぐに泣きやんだからすぐに俺もベットに入って眠りに落ちた。
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作者名:Alice | 作成日時:2017年2月3日 21時