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横「太輔!!!!」
太「渉・・・」
横「何やってんだよ!!」
太「何って・・・考え事」
横「考え事って・・・太輔」
太「・・・」
横「赤ちゃん、生まれたよ」
太「え・・・」
横「Aちゃん、1人で赤ちゃん産んじゃったよ・・・」
太「嘘・・・だろ・・・?」
横「詳しい話は車の中で聞く。だからとりあえずはやく病院へ向かおう」
太「う、うん」
・
・
車内
渉「今日の朝・・・北山のところにAちゃんから連絡がきたみたいでさ、陣痛きたって。ちょうど北山休みだったから朝香ちゃんと北山がすぐに向かって」
太「・・・」
渉「もうその時すでに間隔が15分とかで、痛みも相当強くて、それでもうすぐ10分間隔になって北山が病院へ連れてってそのあとすぐ生まれたみたい」
太「そう・・・か・・・」
渉「不安だったと思うよ、Aちゃん。立ち会う予定だったんだろ?」
太「うん・・・」
渉「で、太輔は3日間以上もどこ行ってたの」
太「とりあえず・・・マスコミの目から離れたいと思って、人目につかないところ転々としてた」
渉「そうか・・・」
太「予定日もまだまだだったから大丈夫かなって思ってたのがダメだったのかな」
渉「うん・・・そうだね」
太「俺、どんな顔してAに会えばいいんだろう・・・」
渉「ちゃんとすべてのこと話して謝ろう。Aちゃんなら許してくれるよ」
こうして話してるうちに、病院へ着いた。
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作者名:Alice | 作成日時:2017年2月3日 21時