私の日常２【wrwrd!】 (ページ20)

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#発見ページ20

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犯人とシッマが遭遇した場所は

今私が立っている

まさにこの地点。

シッマからの連絡が入ってから

現在の時刻までの約二十分

この時間での移動可能範囲は

ここから大体…

syp「 …先輩、何も言わずにどっか行こうとしないでください。あと、今考えてること、共有してほしいっす。」

『え？ああ、ごめん。シッマから連絡きて、ここから移動できる距離をね、考えてた。』

syp「あー、こっからやったら要塞、もしくは西にある森くらいやないですか？あそこやったら接敵中でも国内の人間には見つかりにくいかもしれません。」

『やっぱり？嫌やなあ、あそこで迷子になった新人時代のトラウマが、』

syp「行かないことには何も始まらないですよ。多分、町にいることは無いと思いますし。」

『それは同感やな。…ほな、行こか。』

我々国の西側には森がある。

他は要塞で囲われているのだが

西側は森があるため

敢えて要塞建てなかったらしい。

あの森は我々国軍の

軍隊の訓練場の一つだからだ。

その森が

まさか一時の戦闘場になるなんて

誰も思っていないだろうな。

ゾムとシャオちゃんと

インカムでコンタクトをとりながら

前衛ラインの二人は地上から

私とショッピ君の後衛ラインは

木の上から

シッマと犯人を探す。

キィン

シュッ

ザッ

syp「あ、コネシマさん、とシャオさん？」

『彼奴等…こんな時に何してんねん…。こちらA、コネシマを確認した。現在、シャオロンと対戦中。』

tn【は？何で？】

『知らん、こっちが知りたいくらいやわ。』

gr【無事ならええやろ。で？犯人は？】

『探してるけど…見当たらんな。てか、ゾムは？どこいったん？』

なぜがこの状況で

内ゲバし合う狂犬達。

そして

シャオロンと一緒に居たはずの

ゾムの姿が見えない。

インカムを起動させ

ゾムに呼びかけようとした時

それに被さるように

ゾムの声が聞こえてきた。

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