私の日常２【wrwrd!】 (ページ16)

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#疑惑ページ16

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zm「あかん、手掛かりが無さ過ぎる！」

ゾムと共に

城下町へ降りたのはいいものの、

犯人どころか

出火元すらわからない。

情報が無さ過ぎて

何の進歩もない。

このままだと

犯人を逃すことになるどころか

犠牲者を出しかねない。

逃げ惑う国民を避難させつつ

情報を探ってるけど

皆パニックを起こして

まともに会話ができない。

故に

なんの情報も得られない。

考えろ、

真実は近くにある。

何か

手掛かりは__________

__________待って、

手掛かりも、

証拠も情報も

何もわかっていない

あの状況で

彼は

あの時

どうして__________

『っ、ゾム！』

少し離れたところにいたゾムを呼ぶ。

私の声に駆け寄る。

zm「うん？なんや！」

『 ×××の所に行こう！』

zm「え？×××？…A、お前、」

『違う、疑ってる訳やない。×××はそんなことするやつちゃう。それに、×××には放火をする動機がない。』

zm「 …まあ、いい！とにかくあいつんとこ行こう！全ては話聞いてからや。」

『うん、行こう！』

疑ってる訳じゃない。

貴方が、

そんなことする人じゃないのは

充分わかってる。

わかってる、

だけど…

あの時どうして

【誰でもいい聞け！これは自然火災ちゃう、放火や！！詳細はまだわかっとらん！けど！犯人はまだ町におるはずや！】

何の情報も無かった

出火元すらわからない

あの状況で

放火だとわかったのか。

シッマ、

何を隠してるの…？

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