私の日常【wrwrd!】 (ページ4)

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#廊下ページ4

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トントンから受け取った

書類を見ながら自室へ戻ろうと

長い廊下の角を曲がる。

と誰かにぶつかった。

それと同時に

持っていた大量の書類をばら撒いた。

「うわっ！ごめん！大丈夫？」

『わーお、大丈夫。私こそ、前見てへんかった。ごめんね、シャオちゃん。』

申し訳なさそうに

一緒に書類を拾ってくれるシャオロン。

どことなく

落ち着きがなく見える。

『シャオちゃん、なんかあったん？』

sha「え？」

『なんか、様子が変っていうか…？』

sha「いや、なんか新人が来る言うてたから、どんな奴が来んねやろって思て。」

『あー、なんか言うとったね。ええ子やといいな。』

sha「なんか、噂によると詐欺師らしいねん。」

『え？やば…、』

「いやいや、詐欺師ちゃいますよ。」

詐欺師なんて入れて大丈夫なの？

そう言いかけたとき

後ろから初めて聞く声が降ってきた。

sha「お前か！新人！」

ci「初めまして！チーノと申します！」

振り返るとそこには

水色の髪に白シャツ、

サスペンダー付きのパンツに

極め付けはまん丸の瓶底眼鏡だ。

『噂の詐欺師君やん。』

ci「あれ、女の人？」

『なんや、あかん？』

ci「全然！」

sha「チーノ、甘く見とったらあかんで。見た目女に見えるけど中身ゴリラやで。」

『誰がゴリラやって？おん？？言うてみいや。』

sha「ちゃうかった！うさぎさんやった！」

ci「これが先輩の本性か～！」

『チーノ君、やったっけ？今度ご飯行こうや。先輩が奢ってあげるで。』

ci「ありがとうございます！」

sha「気をつけろよ新人。こいつ、ゾムとロボロに負けんくらい食うし食わせてくるで。」

『そんときはシャオちゃんも一緒やんな？？』

sha「俺はええよ！」

『なあ？？(威圧) 』

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