検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:8,383 hit

城を抜け出そう - 6 ページ13

Jongdae side.





なんでこんなに見つからないんだ?

もう10日も経ってる。

あー、もう。

こんなことしたくなかったけど

しょうがない。





『 ヒョン、 』

「 …やっぱくると思ってたよ。 」

『 ヒョンなら、Aの居場所くらい簡単に見つけられる。ルハニヒョンのその能力なら。 』





念力を操るルハニヒョンの能力なら

Aの魔力を感じて

その場所を把握できる。

そう考えた。

本当は

自分の力だけで見つけたかった。

誰よりも早く。

が、

その願いも虚しく





「 …っ、はあ。やっぱわかんねえな。城内の魔力だけでもかなり大きい。でも、それを上回る城下町の魔力の中から一人だけを特定するのは流石の俺でも難しいな。 」

『 …ですよね。 』





もう少し探さなきゃ、




「 確信はできない、が、似たような魔力はあった。ただ、町中じゃねえな。どこだ…?家ん中…いや、地下か?あ、おい、ジョンデ! 」




城下町で地下がある家なんて

1つしかない。

あの人なら

やりかねない。




Aは自ら出て行ったわけじゃない。

そこにいるってことは

そういうことなんでしょ?




どうか、

無事でいて。

城を抜け出そう - 7→←城を抜け出そう - 5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:EXO , exo , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*** | 作成日時:2018年2月13日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。