STORY14.Hiromitu.Kー3 ページ22
「え？」
「なーんてね。びっくりした？」
私、玉森くんにもからかわれてるの？
「もう、やめてよ」
「ふふっ。
Aから電話すればいーじゃん。
北山さんが好きですって」
「はぁ？///」
「ふははっ！
顔真っ赤だよ？可愛いー」
「ちょっと、やめてよ、もう」
私の顔を覗いて
大笑いする玉森くん。
酷すぎる。
「やっといつものAに戻った。
北山さんも好きな子には不器用なのかもね」
「……」
「さ！頑張れ！」
私の背中を押して
会議を後にする玉森くん。
「…頑張れって何を？」
私、いつ、北山さんのこと好きって言ったかな？
私、北山さんのこと好きなの？
でも北山さん、私のこと明らかに避けてる。
好きとかそうゆうのじゃない気がする。
からかうおもちゃみたいなもので
北山さんからしたらただのゲームにすぎないのかも。
「…はぁ」
って何を考えてるんだろ。
会議室を出たら
女子社員に囲まれてる北山さんが居た。
思わず咄嗟に隠れた。
「うんうん、ごめん、一緒には帰れねーわ」
「えー。いつもそればっか。
たまには一緒にご飯行きましょーよ」
「んーまた今度ね」
「……」
聞き耳立ててる訳じゃないけど…
私にはいつも一緒に帰ろうよって言ってるのに
今、女の子、振った？
「…何してんの？」
「えっ？！」
顔を上げたら目の前に北山さんの姿。
「べ、別に何も…っ」
「ふーん」
声、上擦った。
変な声になっちゃった。
「…なぁ、
Aちゃんって、玉森と付き合ってるの？」
「…え？」
「それならそうだって言ってよ。
俺、すげー惨めじゃん」
「……」
「ごめんね、今までしつこくて」
「…っ、」
「じゃぁね」
そう言って私の前から
居なくなろうとする北山さん。
「…わっ！
な、何だよ？！」
ぎゅっと、北山さんのスーツの裾掴んだ。
「…っ、勝手に自己解決しないでください」
「…は？」
「毎日毎日、内線して、帰ろうよって。
それなのに急にパタリと無くなったり、
急に避けたり、なんなんですか？
他の女の子にはヘラヘラしちゃって
私以外の子にも内線してたんですか？」
私、何言ってるんだろ。
でも、このままじゃやなの。
「…Aちゃん、それってやきもち？」
「…な、なっ…//」
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由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2015年12月14日 23時) (
レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - ゆうみさん» ゆうみさん、いつもありがとうございます！おかげさまでみっくんカラーになりました。パート2も始めました(笑)よかったら覗いてみてくださいね(*^^*) (2015年12月10日 21時) (レス) id: 9dcabb0853 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - ちぃさん» はじめまして。大好きだなんてありがとうございます！パート2も始めました。よかったら覗いてみてください(*^^*) (2015年12月10日 21時) (レス) id: 9dcabb0853 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - わー！お星様がみっくんカラーになりましたねo(^o^)oおめでとうございます！今日は恋、集めました。を読み返してまたきゅんきゅんしてました。これからも楽しみにしています(^o^) (2015年10月31日 9時) (レス) id: d4fd2ec431 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして！いきなりすいません。ふらっとこの作品を読んでみたら、止まらなくなってしまい、大好きになりました！ぜひ、続き読みたいです！これからも応援しています！本当に、いきなりでおかしいんですが、ずっと、大好きです！（気持ち悪いですよね…すいません。笑 (2015年10月31日 9時) (レス) id: 3ec8077d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまこ
| 作成日時：2015年5月3日 11時
