神イベきちゃった ページ13
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「ただいま。」
「おかえり〜〜A。」
コスプレイヤーが集まる大きめのイベントに誘われ、準備して朝からイベントに出てきた。
至はゲームから目を逸らすことなく、私におかえりと言った。
彼はゲーム実況者をしている。
とあるイベントで出会い、今では彼氏、彼女の関係だ。
初めて出会った時のスーツを着て、カッコよかった至とは打って変わって今や私の家に入り浸ってパジャマでゲームの画面に夢中になっている。
まあ、そんな至に惚れている私も私で馬鹿なのかもしれないが。
着ていたコートを脱ぎ、ハンガーに掛けご飯の準備をしようと部屋を出ようとした。
「は？」
「え、なに。」
いつもより、一段階低い声。
またいつものようにゲームに話しかけてるのかと思いきや、今日は違い至の目線は真っ直ぐ私に突き刺さっていたのだった。
機嫌が悪いのだろうか、さっき帰ってきた時はそんな風に見えなかったんだけどな。
なんて思いつつ、引き気味に至を見る。
「えろい。」
「はあ！！？」
「何でそんな胸見えてんの、足見えてんの？え、A犯 されたいの？神イベかよ。」
そう言い、至は上から下まで品定めするような目で私を見た。
じっくり見られると、いくらコスプレイヤーでも恥ずかしくなるものだ。
そそくさに部屋を後にしようとすると、またもや至に邪魔をされた。
「てことは、イベントに来てる奴等全員Aのこの格好見たってことか。」
腕を掴まれ、至の方を見ると考え事をしてるように手に顎を置き、視線を下げていた。
というのも束の間、掴まれていた腕を引き寄せられ至が座っていたソファーの上に押し倒される。
急なことに頭が回らなくて、ただ私を見つめる至の瞳から目を逸らすことが出来ない。
「他の奴にはやらないって言ったじゃん……。何で、そんな危険なことすんの。」
そう言い、どこか哀しげな瞳をしながら胸にキスを落とされた。
「い、いたる……。」
「なんか、すげームシャクシャするから俺に抱かれて？」
作者名:にぃと
キスの位置と意味:胸 所有
その日のTwitterにて、
たるち:神イベきちゃった。
>何のゲームやってんのww
>たるち次イベ全部ゴミって言ってたじゃん
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作者名：音猫 x他3人 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月11日 7時
