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キミはペット０２−二階堂− ページ11

俺と、健永は高校からずーっと仲良くて




大学も一緒で




就職先も同じ





んで、





現在に至っては







ルームシェアまでしちゃってる






周りからはゲイカップルか！






って突っ込まれるほど







すげー仲良い。






なんかもう、ほんっと家族みたいな存在で






俺にとっては欠かせない存在







でも、





俺に彼女出来てから





健永、なんか冷たい・・・







冷たいっていうか、Aに手厳しいっていうか？






健永、Aの事、少なからず嫌ってると思う





Aは、同じ職場の後輩で



会社でも、愛嬌あって、



可愛くて仕事にも真面目って評判で






非の打ち所がないくらいイイ子なのにさ





なんで、健永、俺の彼女に優しく出来ないのかな？









そんなある日









二階堂「北山さん、これ例のプロジェクトの資料です」





北山「おー。サンキュ。


そーいえば、Aちゃんってお前の彼女だっけ？」



二階堂「はいっ。」




北山「あんな、可愛い子ちゃん彼女に持つと大変だなっ」



ん？



どういうこと？



二階堂「それって・・・？」



北山「ん？Aちゃんよく告られてんの見るけど。」



二階堂「え？ホントですか？」




北山「うん。あれ？聞いてない？


さっきも・・・」




すんごいヤな


胸騒ぎがして



北山さんの肩思い切り掴んで


二階堂「え？ど、どこですか？」



北山「え、あ・・・給湯室・・・」

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