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深愛０１−玉森− ページ46

A・・・





他のヤツんとこ行くなよ






なんで？






そいつとキスしてんの？









「・・きてっ。


もー、裕太ぁー！！！



起きろー！！！！」




裕太「っさいなー」



「何？その態度？A様が

起こしてあげてるのに？

ほら、講義もう終わってんだから。


行くよ？」




俺の腕をとって




教室出る






胸・・・当たってんだけど？




そんなことより





最近、変な夢を見る






変だよ



絶対変。



なんで、Aが夢に出てくんだよ・・・






俺、ちゃんと彼女居んのに









裕太「お前、俺に呪いでもかけた？」




A「はあっ？ばっかじゃないの？

寝ぼけてんの？」



いつもの如く




強めに返ってくる返事





黙ってれば可愛いのに。





そんなんだから彼氏出来ないんだよ！って




言ったら、また強めの返し来るって解ってるから止めた。




夢の内容思い出して、




ぶるぶるって身震いした





A「なに？」





裕太「なんもない。


も、腕離して？


完全に、起きてるし」



A「あ、ごめん。


ねー、太輔とレポートまとめんの


裕太んち使ってイイ？」



俺と、太輔とA、大学入って



よく連(つる)むようになった




一人暮らしの俺んちが溜まり場になってて






太輔もAも合鍵持ってる






俺に彼女出来たからって、鍵返して？






なんて言える筈もなく





裕太「いいよ。俺、今日バイトだし

でも、戸締まりはしてけよ？」

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