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リアル０４−宮田− ページ21

あれから１週間、




ずーっとAちゃんの事




気になってた






多分、出会った瞬間から







一目惚れしてたんだと思う





でも、出会って数分で嫌われちゃったけど









俺、女心全然わかんないから




モテないんだよな。





タマやガヤさんみたいに




女の子が喜びそうなセリフ言えないし





どっちかっていうと





昭和の空気漂わせちゃってるし






まあ、こんな俺でも





俺のこと好きって言ってくれる




ファンの子も居るんだよね




だから、俺は別にガヤさんやタマみたいに



なろうとは思わない。






あぁ。でもモテたい。





うーん。矛盾してるな・・・









今日は、この間と同じスタジオ




今日もタマと二人で収録




もしかして今日もメイクさん




Aちゃんだったりするのかな？





でもどんな顔して会えばいいんだ





玉森「宮田、今日は早いね」



うりゃうりゃって脇腹チョップしてくる





宮田「ちょ、イタイ。タマ、やめてよーもうっ」





脇腹チョップと小競り合いしあってたら





ガチャってドアが開いて


「わ、ごめんなさい。



ノックしたんですけど、返事なかったので・・・」



玉森「Aじゃん。

あれ？今日もココだったんだ」


え？



タマ、今何て呼んだ？


A「はい。裕太さん結構色んなスタジオで会いますね。」




ええぇえぇぇぇぇ



タマとAちゃん、なんか



イー感じになってんじゃん！！！

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