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13. ページ18
「大事に、って言われても」
俺はみんなに助けてもらってばっかりだけど、とつぶやく。ああやっぱり、分からないのか。
「阿部君が自分のこと大事に出来ないなら。分からないなら、その分俺が大事にする」
抱きしめる力を強める。
「阿部君がつらいとき、俺がこうやって抱きしめて受け止める。ね、この感覚。おぼえてよ」
「……めぐろ」
俺の抱きしめたときの力の強さ、体温、匂い。これを感じて、安心してほしい。
「分かった？阿部君」
「……お、俺」
右手でそっと頬をなでる。
「分かりましたか？はい返事」
「わ、分かったよ」
「よし」
満足したところで楽屋から康二の『２人で何やってんねん！帰るで〜』と声をかけられたため、楽屋へ戻った。
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ゆゆ - 感動しました！ゆり組推しでしたが、めめあべ大好きになりました！ (2020年12月7日 20時) (
レス) id: aad3573941 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 陸さん» 陸さま、あたたかいお言葉ありがとうございます！ (2020年5月10日 1時) (レス) id: 46cbc88bb7 (このIDを非表示/違反報告)
陸(プロフ) - 私は，花さんの書くこちらのお話がとても大好きです．これからも無理せずに更新頑張って下さい． (2020年5月7日 1時) (レス) id: 5a51d06a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな（旧花） | 作成日時：2020年4月27日 18時
