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とある【憂鬱】だった吸血鬼のお話 Part.1 ページ20

先生が死んでしまった後、僕は酷い目に逢って死に際に立たされた人達を下位吸血鬼にしていった。


ちゃくちゃくと準備が進んで行き、僕らは戦争の舞台に___東京にやって来た。


そして、


あの森を見つけたんだ


___………


カラン、コロン、カラン、コロン


僕を照らす、小さな木漏れ日。


静かな森の中に、僕の下駄の音が鳴り響く。


「……へぇ、こんな所もあったんだね」


東京は結構都市開発が進んでいる。その中で、こんなに広い森が残っているのが不思議で仕方がなかった。


「静かだなぁ……」


街の騒音が、聞こえない。


それがますます不思議だった。


「……あれ」


歩き続けていると、開けた空間に出た。


そこにあったのは、白い壁に赤い屋根の、小さな店。


「『喫茶Camomile』?」


喫茶店にしては目立たない所でやってるなぁ。


興味が沸いた僕は、店に近づいた。


横に回って、光が差し込むように設計してあるのだろう大きな窓から店内を覗くと、カウンターに立っている少女と、ウェイターらしき人影が三人。


客は少なかった。


「ふぅん……。」


でも、なかなか内装は凝っていた。


アンティーク調、と言えばいいのかな。そんな感じがした。


ふと、カウンターに立っている少女と目が合った。


まずい。


そう思ったが、彼女は、僕を見て、にこっと笑った。


そしてカウンターから出てくると、窓をスライドさせて顔を覗かせた。


「いらっしゃいませ、喫茶Camomileへようこそ、お客様。」


それが、Aの母親___桔梗との出会いだった。

とある【憂鬱】だった吸血鬼のお話 Part.2→←《ハロウィン番外!!!!》Happy Halloween!! and Trick or Treat??



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(プロフ) - お久しぶりです!!リクエストを書いてもらってありがとうございます!想像以上でした!やっぱり真祖達の動物の姿の時は最高です!また更新待っています! (2017年7月8日 11時) (レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ひ、久々の更新待ってました…!!本当に久々なのに文才落ちてないし相変わらずほんわかするし笑うしありのまま(ryの所分かる人にしか分からないネタw あとリリィの「説明(ry」はしましたよねの方が…今のリリィの口調はちょっとおネエさんぽいような…応援してるから! (2017年7月8日 0時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)
兎カフェ(プロフ) - 暁さん» 了解しましたー、少々お待ち下さいね!! (2017年7月7日 19時) (レス) id: d68108c602 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します!リクエストって大丈夫でしょうか?夢主ちゃんがみんなの動物姿に気づいて可愛がるというものです。ダメでしょうか? (2017年5月23日 18時) (レス) id: 6e2b18dd13 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - ぜ、全然大丈夫だよ?だって兎カフェちゃんも忙しいでしょ?しょうがないって!うん、ずっと、完結するまで……いや、完結したあとも応援してる! (2016年10月15日 9時) (レス) id: b267acf381 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兎カフェ | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年9月9日 21時

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