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珍しく夕方には家に帰って来て、結構外食やお弁当が続いていたから、たまには自炊をしようと思って、買い物に行って家で食事をすることにした。
「出来た〜!」
あまり自炊をしないから…時間が思ったよりもかかってしまった。
「え?!もう8時?!…2時間もかかってたの?!」
自分で、時間の使い方の下手さを笑ってしまう。
「まあ、いいか!」
テーブルに並べて、食べようと…
「いただきまーす!」
一口口に入れた瞬間に、携帯が流れた。
「…なんで」
タイミングが悪いのー!
なんて思いながら、電話に出た。
「もしもしー?」
北「お疲れ〜」
「もう、北さーん!タイミング悪い!(笑)」
北「えっ?!うっそ!今から仕事?」
「ううん、もう家だよ」
北「え?家?ってことは、今から風呂?」
「なんでお風呂なの(笑)」
北「タイミング悪いって言うから、裸なのかと」
「違うよっ!今からご飯だったの」
北「あぁ〜それは悪い悪い!」
「絶対思ってないよね?その言い方」
北「思ってる思ってる」
「適当だなあ〜。ふふ」
北「なに食べんの?」
「えー?今日はね、自分で、作ったの」
北「珍しくない?作れるの?」
「…酷いなあ!作れるよ!時間はかかったけど」
北「うまい?どう?」
「それは今から食べるところだから」
北「あっそっか!美味しいなら今度俺にも作ってよ」
「美味しいなら…って(笑)失礼でしょ」
北「いや、悪い(笑)でもマズイのは食べたくない」
「絶対作らない!」
北「嘘嘘!Aの食べてみたいから作ってよ」
「…いつかね」
北「ははっ!あってか、今日ビックリしたわ〜」
「今日?あぁ!会ったね!まさかの隣!」
北「そうそう!玉とよく会ったね」
「そうなの!周りを見てなくてぶつかっちゃった人が玉ちゃんだった」
北「気を付けろよ」
「ですよね〜」
北「あいつ、あれから結構テンション高かったんだよね」
「可愛いなあ〜」
北「可愛い?!」
「うん」
北さんとの電話が続いていたけど…ちょっとづつだけご飯を食べ始めた。
北「あっ!食べてるだろ!」
「ばれた?」
北「俺も食いて〜!」
「まだご飯じゃないの?ってか、仕事は?」
北「さっきお弁当食べた。今は移動中〜」
「なるほど。じゃあ、お腹いっぱいでしょ?」
北「うん」
「どっちなんだよぅ(笑)」
北「ははははっ」
また北さんの適当なトークが続いていたけど、目的地に着いたらしく電話は笑いながら終了した。
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由貴(プロフ) - こんばんは続きが気になります!! (2015年6月20日 20時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 七恵さん» ごめんなさい!!!コメを頂いていたのに見落としてました。゚(つД`)゚。初めまして…!って、夏にコメをくださってるのでもう進んですか?(⌒-⌒; )長いですが最後まで頼んでもらえたら嬉しいです^^ (2014年12月4日 22時) (レス) id: 454c09d54f (このIDを非表示/違反報告)
七恵 - 初めましてっ!めっちゃ面白いです!更新頑張ってくださいっ! (2014年7月19日 20時) (レス) id: 2fcdda6a8d (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - ゆうさん» 初めまして(≧∇≦)コメントありがとうございます(ノ∀\*)わあ〜!とっても面白いなんて褒め言葉ありがとうございます(つД`)ノ北さん(笑)私の中でもプチ流行してます(笑)更新頑張ります♪ありがとうございます♪♪♪ (2014年1月16日 22時) (レス) id: bbd27576a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 初めまして!!とっても面白いです♪北さんw私の中で流行りそうですw更新ガンバです!!楽しみにしてます(*^^*) (2014年1月16日 21時) (レス) id: 07c9873ff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2014年1月15日 9時