kiss me 〜 love Taisuke

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ピピッピピッピピッ！


枕元にある携帯から爆音でアラームが流れてくる…


「うっ…眠い」


眠たい目をこすりながら、アラームを止めて時刻を見たら、5:50ー。


「北さんまであと10分…」


あと10分だけ、ベッドから抜け出さないことを決めた！


と、言いつつも眠たくて目を閉じたら寝そうになる。


「北さん…」


一瞬で二度寝に入ってしまった。



夢の中で、誰かと夜の公園で話をしている。
とても楽しそうに…



ピピッピピッピピッ！


「あっ！…やばい、寝ちゃってた！」

握りしめていた携帯の画面を見たら、6:00になっていて、慌てて北さんに電話をかけた。


「起きてるかな？」


北さんを起こさなきゃ！ってことで、目は覚めた。


北「…はい」

「北さん？おはよ」

北「はい…」

「起きてる？」

北「はい…」


明らかに寝ぼけている北さん。


「北さーーーん！起きてーー！時間だよー！」

北「…A？」

「そうだよ、8時だよ」

北「……えっ？」

「起きた？」

北「8時？！やっべ！遅刻！」

「嘘だよー(笑)」

北「は…？」

「6時だよ」



北さんは部屋の時計を見たのか、安心したようで…

北「目覚め悪いわ！(笑)」

「だって起きないんだもん」

北「そうだな、目覚めたわ！」

「そりゃ、良かったです」

北「ちゃんと寝た？」

「うん、北さんは？」

北「電話切ってからすぐ寝た」

「同じだ♪じゃあ、またね！今日も頑張ってね」

北「うーん、ありがとう。Aも頑張って」



北さんと電話を切ったあと、ベッドから出て身仕度をした。
7時にはマネージャーが迎えに来てくれて、ちょっと早い朝のお仕事から始まった。

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