貴方がいたから Part9 (ページ10)

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ここちゃんほんとよく我慢してたんだな。その分、俺たちがここちゃんのこと、守ってあげて甘えさせてあげなきゃって思った。太輔もきっと同じ気持ち

わた『太輔？寝た？』

たい『んん。寝てないよ。』

わた『ここちゃん。かなり我慢してたんだね。かなり気を使って俺たちの顔色伺ってやってたんだな。俺ら、ここちゃんに甘え過ぎてたな』

たい『そうだね。こんなになるまで我慢させて甘え過ぎてたな。こんなに甘えてくれるのなんだか俺、嬉しくなっちゃったよ。ずっと我慢させてすぎたし甘えずてたからその分、この3日は俺らがしっかり甘えさせて気にしないでいいんだよって伝えてあげよ？それが俺らにできることだし』

愛おしそうにここちゃんの頭を撫でてる太輔

わた『そうだな。俺もこんなに甘えてくれる嬉しくなっちゃったよ。明日は俺だし俺からも聞いてみるね。太輔もここちゃんから聞いたんだよね？俺も明日またしっかり聞くから3日目は3人でゆっくり話そう？3人で家族作ろう。しっかりさ。俺ららしい家族をさ。』

たい『そうだね。3人で家族作ろう。ここちゃんが遠慮せずにやれることをさ。甘々かもしれないけど俺らという逃げ道作ってあげよ。それだけでも違うしさ』

わた『そうだな。そうしよう。逃げ道作ってあげよ。よし、そろそろ俺らも寝よ？明日は太輔は仕事なんだし。』

たい『そうだな。寝るか。おやすみ。』

少し2人で話して2人で寝た。ここちゃんゆっくり寝れたらなと思ってね。でもそうもいかないみたい。3時間ぐらいかな。なんだか泣いてる音が聞こえた

わた『ここちゃん。ここちゃん、大丈夫だよ。泣かなくていいよ。今いるのはパパとだけ。誰もなんにもしないよ』

たい『ここちゃん。大丈夫。おきてごらん？パパいるよ。ママもいるよ。ギュッてしてるよ』

太輔も気づいたみたいだね

ここ『ううぅ…泣』

わた『ここちゃん。大丈夫。おきてごらん？パパとママいるよ。大丈夫、守ってあげるから』

ここ『パ…パ…泣』

たい『そう、パパ。パパとママ』

ここ『マ…マ…泣』

わた『そう。ママとパパ』

ここ『うわぁぁぁー。ここちゃん要らない、死にたい、もう、いい。ここ、もういやぁー泣』

たい『怖かったね。辛かったね。大丈夫、パパもママも絶対に離れないからね。ずっと一緒だよ。おきてギュッしようね。ママも後ろからしてるからね。』

わた『怖かったね。1人になると思ったね。パパもママもずっと一緒にいるからね！』

寄り添うことが大事。大丈夫