343 ページ6
ただくん/愛沙 side
ただ『ここちゃん、よく言えたね。横尾さんにも藤ヶ谷さんにも二階堂にも良く話せたね?えらいえらい。ほら、おいで?もうね終わってるから好きなだけギュできるよ。』
ここ『にぃに…にぃに…』
ただ『ん?どうした?大丈夫。横尾さんにも藤ヶ谷さんにも二階堂にも沢山逢えたら甘えよう?』
ここ『にぃに、ぎゅちて?でね?食べる時はね?あーんして欲しいの。いい?甘えたいもん』
ただ『ふふ。いいよ。ここちゃんしたいようにしようね。ぎゅもしてあげるしアーンもしてあげる。』
ここ『…うん。あんがと。ご飯作ってるから背中にぎゅちてていい?』
ただ『いいよ。ご飯できるまで待っててな?』
頭を撫でる。不安が多いくなってきてるかもなぁ。
ここ『…うん。ありがと。背中にぎゅちてていい?』
ただ『うん。いいよ!背中にぎゅしててね!』
ここちゃんの温もりを感じながら急ぎめでご飯を作った
ただ『おまたせ!ご飯できたよ!食べようか?カレーだよ。ここちゃん食べたいって言ってたね!』
ここ『うん。カレーすきぃ。ありがと。にぃに。』
ただ『ふふ。知ってる!いい子、いい子。よし、食べよ?食べさせてあげるからね?どうするぎゅして食べる?それとも隣座って食べる?どっちがいい?』
ここ『…うーん、隣でたべるぅ。にぃに、食べられないでしょ?にぃに、食べられないのいやだぁ。』
ただ『わかった。じゃあそうしようね?』
ここちゃん。少しでも決められることは決めさせたいから決めさせてあげてスタートしていく。甘えたいのならいくらでも俺は甘やかすだけなんだけどね!それでいいんだ。あとは少しでも安心して寝れるようになればもっといいんだけども流石に難しいかなぁ。
ここ『…にぃに…こんな妹でごめんね?ここ、甘えてばっかりでごめんね?』
食べ終わってからボソッと呟いた。ここ、やっぱり居ない方がいいのかもしれないよ。みんなの重りになってるだけだから。やっぱりいらないよね。
ただ『ん?なんか言った?心配なことも不安なことも全部言っていいんだよ?俺はここちゃんだけのお兄ちゃんだからさ?他にも心配なことあるんじゃない?ここちゃん』
ここ『ううん。なんでもない。うん。ここだけのお兄ちゃんじゃなきゃいやだぁ。ここ以外のお兄ちゃんになっちゃやだぁ。やだぁ…やだ…泣』
ただ『俺はここちゃんだけのお兄ちゃんだよ。ん?何がやだ?他に嫌なことあるんもんね?何が嫌だった?』
話せるかな?
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:希絆 | 作成日時:2022年12月1日 17時