検索窓
今日:17 hit、昨日:2 hit、合計:734 hit

343 ページ6

ただくん/愛沙 side

ただ『ここちゃん、よく言えたね。横尾さんにも藤ヶ谷さんにも二階堂にも良く話せたね?えらいえらい。ほら、おいで?もうね終わってるから好きなだけギュできるよ。』

ここ『にぃに…にぃに…』

ただ『ん?どうした?大丈夫。横尾さんにも藤ヶ谷さんにも二階堂にも沢山逢えたら甘えよう?』

ここ『にぃに、ぎゅちて?でね?食べる時はね?あーんして欲しいの。いい?甘えたいもん』

ただ『ふふ。いいよ。ここちゃんしたいようにしようね。ぎゅもしてあげるしアーンもしてあげる。』

ここ『…うん。あんがと。ご飯作ってるから背中にぎゅちてていい?』

ただ『いいよ。ご飯できるまで待っててな?』

頭を撫でる。不安が多いくなってきてるかもなぁ。

ここ『…うん。ありがと。背中にぎゅちてていい?』

ただ『うん。いいよ!背中にぎゅしててね!』

ここちゃんの温もりを感じながら急ぎめでご飯を作った

ただ『おまたせ!ご飯できたよ!食べようか?カレーだよ。ここちゃん食べたいって言ってたね!』

ここ『うん。カレーすきぃ。ありがと。にぃに。』

ただ『ふふ。知ってる!いい子、いい子。よし、食べよ?食べさせてあげるからね?どうするぎゅして食べる?それとも隣座って食べる?どっちがいい?』

ここ『…うーん、隣でたべるぅ。にぃに、食べられないでしょ?にぃに、食べられないのいやだぁ。』

ただ『わかった。じゃあそうしようね?』

ここちゃん。少しでも決められることは決めさせたいから決めさせてあげてスタートしていく。甘えたいのならいくらでも俺は甘やかすだけなんだけどね!それでいいんだ。あとは少しでも安心して寝れるようになればもっといいんだけども流石に難しいかなぁ。

ここ『…にぃに…こんな妹でごめんね?ここ、甘えてばっかりでごめんね?』

食べ終わってからボソッと呟いた。ここ、やっぱり居ない方がいいのかもしれないよ。みんなの重りになってるだけだから。やっぱりいらないよね。

ただ『ん?なんか言った?心配なことも不安なことも全部言っていいんだよ?俺はここちゃんだけのお兄ちゃんだからさ?他にも心配なことあるんじゃない?ここちゃん』

ここ『ううん。なんでもない。うん。ここだけのお兄ちゃんじゃなきゃいやだぁ。ここ以外のお兄ちゃんになっちゃやだぁ。やだぁ…やだ…泣』

ただ『俺はここちゃんだけのお兄ちゃんだよ。ん?何がやだ?他に嫌なことあるんもんね?何が嫌だった?』

話せるかな?

344→←342



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:希絆 | 作成日時:2022年12月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。